特定の人と会うと具合が悪くなる!その理由や対処法のまとめ
基本的な人間関係は問題がないのに、特定の人と会うと具合が悪くなる…そんな悩みを抱えている人が多いようです。とくにやっかいなのは、その相手は決して嫌いではない場合。むしろ「好き」ということもあるんです。そこで特定の人と会うと具合が悪くなる理由と、その対処法についてまとめてみました。
①エネルギーを吸い取られて具合が悪くなる
特手の人だけ会うと具合が悪くなる場合、その人がエネルギーの強い人である可能性があります。人間には、それぞれ体から放つエネルギーに違いがあるもの。
エネルギーが強い人は、仕事も遊びも精力的にこなす一方、家でゆっくりしながらエネルギーをチャージする人も。放出するエネルギーの差がありすぎると、エネルギーを吸い取られて具合が悪くなるという考えがあります。
[対策]会う頻度や時間を少なくする
おしゃべりをするときは楽しいのに、別れた後に具合が悪くなる場合、会う頻度を少なくすることも一案。仕事の関係者であれば、少し距離を置くことも効果的。直接に接する時間を少なくして、さりげなく距離をとりましょう。
②過去のトラウマから具合が悪くなる
過去にその人から嫌な目にあわされた、不愉快な気持ちになったことが記憶に刷り込まれて具合が悪くなることが。仕事のときに一度だけ怒鳴られたなど、一見するとささいなことも引き金になります。
また、トラウマの原因を作った本人でなくても、似ている人や、その人を連想させる人と接することで、体の調子が芳しくなくなるケースも少なくありません。
[対策]トラウマの解消を試みる
このような場合、まずはトラウマそのものの解消を試みることが先決。本人がトラウマの原因である場合、そのことを信頼できる人、あるいは本人に素直に話してみることも解決策のひとつです。
誰かに話すことで、時間がかかってもトラウマは徐々に解消されるはず。ただ、生活や仕事に支障がでるトラウマであれば、専門家に相談することも一案です。
③気を使いすぎていることも具合が悪くなる一因
気軽に接しているつもりでも、知らず知らずのうちに気を使いすぎて具合が悪くなっていることも。とくに、付き合い始めのカップルや、仕事関係者あるいはクラスメイトとの関係で、このようなことが起こりやすいようです。
「話をつながないと」「いい雰囲気を作らないと」「楽しいと思ってもらわないと」などなど。こうした気遣いの積み重ねにより、心が疲れてしまったのかもしれません。
[対策]沈黙を怖がらないようにする
人間は、ひたすら話し続ければいい関係性を築けるとは言えません。むしろ、沈黙が苦にならない、むしろ、心地よさを感じるくらいの方が、良好な関係にあると言えます。
そのため、具合が悪くなる人が身近な人であったら、沈黙を含めてゆっくりした時間を作るように心がけてみましょう。「静かでいいね」「ゆっくりできるね」「落ち着くね」。そんな言葉を差しはさむだけで雰囲気がぐっと変わります。
④依存度が強すぎて具合が悪くなる
依存度が高すぎる人を相手にすると、心に負担がかかって調子が悪くなるという話も聞きます。とくに他人の相談事に乗るのが上手、困っている人を放っておけない、そんな親切な人ほど知らないうちに心が疲れ果てていることが。
依存度が高い人は、悩みを話している間に、自分自身は元気になっている!なんてこともあるほどです。他人に振り回されないようにすることも心身の健康のために大切になります。
[対策]相談事や悩み事は流すことも大切
そこで、悩み事や相談事の相手をする時間を持ち過ぎないようにすることがポイント。依存度が高い人は、負のエネルギーをばんばん放っています。そのため、相手の話を真剣に聞きすぎることも適切ではありません。
悩み事や相談事を受け止めるのを3割程度にして、あとは流してしまうことも一案。あまりにも相手が頼ってくる場合、複数の人でシェアする、さりげなく距離を置くことも解決策につながります。
⑤ネガティブな話題で具合が悪くなる
人間のなかにはとことんネガティブな反応をする人がいます。自分に対してネガティブである場合もあれば、他人に対してネガティブな場合もあります。ネガティブ思考はどんどん感染していくので、いい傾向ではありません。
とくに否定的な話題から入る人や、他人に対して厳しすぎる人は要注意。ネガティブな話題で盛り上がっているように見えて、実は心や体が悲鳴を上げているのかもしれません。
[対策]ネガティブな話題に時間を割くのは有意義ではない
ネガティブな話題で貴重な時間を割くこと自体、あまり意味がありません。ネガティブな話題で元気になることもありますが、それは一過性のもの。やはりきるだけポジティブ思考に切り替えていける環境づくりを心がけましょう。
そこで、付き合う相手としてポジティブな性格の人をあえて選ぶこともおすすめ。明るく前向きな話をする方が、具合が悪くなる確率はかなり減るはずです。
まとめ
他人の言葉や態度に敏感に反応する人ほど、特定の人に会うと具合が悪くなる傾向があるようです。その相手はこちらが思うほど何も考えていないことも。思い切って自分の気持ちを正直に伝えることで解決できる場合もあります。その人と関係性を持続したいかどうかで、その対処の方向性を判断することが大切になります。