今大人気のタピオカの正体は?何からできているの?

今、日本の女性のあいだで大人気の食べ物がタピオカ。とくにミルクティーなど甘めの飲み物と合わせて飲むことが定番です。とくに人気の秘密となるのが食感。もちもちとした食感がクセになるという声も多数。タピオカを自宅で手作りする人も増えているようです。

黒くて丸いタピオカの正体が何なのか、日ごろから意識しないで楽しんでいる人も少なくありません。そこで、そもそもタピオカは何からできているのか、どのような栄養素があるのか、ダイエットに向いているの?向いていないの?などなど。気になることをまとめてみました!

タピオカの正体はデンプン

タピオカの正体は、キャッサバという名前の芋の根茎から作ったデンプンのこと。キャッサバの主な生産国は、タイ、インドネシア、ブラジル、ナイジェリアなど。熱帯地域が中心となります。キャッサバの根茎には毒があるため、そのものを日本に輸入することは禁止されています。そのためしっかりと下ごしらえされた状態であることが必須です。

キャッサバのデンプンを球状にしたものが、日本におけるタピオカのイメージ。厳密には、球状のものは「タピオカ・パール」と呼ばれています。デンプンを水に溶いて加熱し、小さな球状にして乾燥させたものが、ミルクティーなどにトッピングされるのです。

タピオカのカラフルな色は人工色

ミルクティーにトッピングされているタピオカは黒色が多いと思います。そのためタピオカ=黒と考える人も多いのでは。タピオカそのものの色は芋に由来する白。私たちがなじんでいるタピオカの黒は、実はカラメルにより色付けされたものなんです。確かにほんのりとカラメルの甘みを感じますよね。

海外に行くとカラフルに色付けされているタピオカドリンクがたくさん!これらも黒と同じように着色されたものです。日本ではもともとカラフルタイプが主流。その理由は、黒いタピオカは受け入れられないと思われたから。今では黒=タピオカというほど定着するようになりました。

タピオカの栄養素はほぼゼロ

キャッサバには、食物繊維、ビタミンC、カリウム、カルシウム、リン、ナトリウムなどが含まれています。しかしながら、タピオカを作る過程で、これらの栄養素はほとんど取り除かれています。最終的に食物繊維はゼロ。その他の栄養素もほぼゼロに近い状態になります。

それではタピオカに含まれているのは何?答えは炭水化物。私たちが口にするタピオカは、もちもちとした食感を楽しむ「炭水化物のかたまり」と考えていいでしょう。タピオカを食事の代わりにする人もいるそうですが、栄養素の観点からするとNGです。

実は高カロリーであるタピオカ

タピオカがたっぷり入ったドリンクを飲むと、気が付いたらおなかがいっぱい!なんてことも。実はタピオカはけっこうな高カロリー食品でもあるんです。乾燥した状態のタピオカのカロリーは、100グラムでごはん約2杯分。原料が芋なので、おなかにたまるのも納得ですね。

ドリンクにトッピングされているタピオカは少量のため、それほど高カロリーではありません。しかし、たくさん食べ過ぎると体に負担をかけてしまいます。タピオカを食べ過ぎると肝臓に負担がかかるという指摘もありますので、ほどほどにすることが大切です。

乾燥タピオカを買えば自宅で手作り可能

お店で出されたタピオカを食べることが多いと思いますが、自分で作ることも可能です。そこで用意するのが乾燥させたブラックタピオカ。これをじっくりと水でもどします。7時間程度が目安になるので、夜の寝る前に浸しはじめておくといいでしょう。

水でもどしたら、タピオカが壊れないように水を捨てます。次に、お湯をわかして、砂糖とタピオカを一緒に入れます。ゆっくりまぜながら加熱すると、タピオカが浮いてきます。タピオカの固さがちょうどよくなったら、冷水でしめて完成です。

ダイエットにタピオカを取り入れる場合は少量を厳守

最近、食事の量を減らすために、タピオカを代わりに食べているという声をよく聞きます。確かにタピオカの原料は芋なので、腹持ちがよくダイエットに向いていそうです。しかし、タピオカは基本的には高カロリーな食品。一緒に飲むミルクティーも砂糖たっぷり。どちらかというとダイエット向きとは言えません。

ただ、少量の摂取にとどめるのであればタピオカをダイエットに取り入れることは可能。もちもちした食感をじっくり味わえば、少量でも満腹感をえることができます。また、ダイエットとして活用するなら、自分でタピオカを手作りすること。ミルクティー抜きのおやつとして小腹がすいたときに食べる程度がおすすめです。

まとめ

タピオカは、味に癖がないので、いろいろなドリンクに合わせやすいことが最大の魅力。味の好みに差が出にくく、見た目も可愛いことから、予想以上に長期的なブームが続いています。ドリンクのトッピングが主流ですが、海外ではタピオカを入れたお餅や餃子の皮も一般的。日常の食卓に取り入れる方法がさらに浸透することでタピオカの魅力がさらに広がることと思います。