【西日本編】育児がしやすい市町村はどこ?

近年、共働き夫婦が増えていますが、子育てをするのは大変ですよね。そんな時は、各自治体の子育て支援サービスなどを利用すると良いでしょう。とはいえ、どこの街に、どんなサービスがあるのかが分からないとサービスを受けることが出来ません。そこで、今回は育児がしやすい市町村(西日本)を紹介していきます。

大阪府

大阪に引っ越したいけど、子育ての環境は実際どうなのだろう、と疑問に思っている方もいるでしょう。ここでは、大阪府の子育てをしやすい地域について紹介します。

箕面市

日本は少子高齢化ですが、箕面市の人口データによると、2008年以降の人口は増え続け、子どもの数の伸び率も、大阪府内でトップを走り続けます。箕面市は、子育て支援に力を入れていて、「子育てしやすさ日本一」を目指しているのです。
子どもの医療費助成は府内トップクラスで、対象年齢を順次拡大しています(2008年から実施し、現在では高校卒業までが助成対象)。
通年の待機児童ゼロを目指し、かなりの早さで保育施設の定員を増やす取り組みを実施。保育料が高い私立幼稚園に通う際は、補助金を出すことで、公立幼稚園と同じくらいの負担で済む制度を設けています。
市内80箇所以上には「赤ちゃんの駅」という、おむつの交換や授乳ができる場所が作られました。
学校教育にも力を入れており、大阪府内初の公立小中一貫校を整備。小学校1年生から英語教育を実施したり、1人1台にタブレットを配り、ICTを使った効率的な授業をする取り組みを行っています。

池田市

第3子出産時に2万円、第4子では20万円、第5子以上は1人につき30万円を支給する「エンゼル祝金」の制度があります。子どもを産めば産むほど、お金がかかりますが、この支援があるととても助かるでしょう。祝金だけでなく、第4子出産時には、軽自動車を3年間無償でレンタルすることもできます。

京都府

観光の名所として有名な京都。この京都で子育てをするうえで、どのような支援制度が整備されているのでしょうか。京都の子育て事情を紹介します。

京都市

京都市では、4年連続で待機児童ゼロを達成しています。民間保育園、認定こども園などを新しく造ったり、増改築を行ったり、小規模保育事業施設の人員確保などの環境整備を行うことで、待機児童の受け入れ人数の枠を増やせたことが理由です。
実際には、場所や保育内容などの理由で、希望の保育園に入ることが出来ていない潜在的な待機児童はゼロではありません。しかし、保育園の需要は増え続けていることから、待機児童の受け入れ枠の拡大を進めているので入りやすくなっています。

南丹市

山に囲まれていて、自然豊かな街である南丹市は、医療費の助成や子供と母親の交流場所、イベントなど、子育てをする上で助かる制度が充実しています。
子育てのための経済的な支援として、児童手当だけではなく、未来を担う子どもの健全な育成を目的とした「子育て手当」があり、5歳未満の子どもを対象に、第1子は月額2,000円、第2子は月額3,000円、第3子以降は5000円が支給されるのです。
他にも、出産時のお祝い金として「子宝祝金」5万円や、子どもが入学するときのお祝い金として「入学祝金」を、小学校入学時は3万円、中学校入学時は4万円支給しています。

滋賀県

少子高齢化によって、人口が減少し続ける日本。しかし、他の地域に比べ人口が増え続けているのが滋賀県の特徴です。15歳未満の総人口に占める割合と出生率が共に全国2位、子育て家庭の多さが垣間見えます。

草津市

草津市では、「草津子ども・子育て支援事業計画」を実施していて、幼児期や学校教育、保育、地域の子ども・子育て支援などを総合的に推進。幼稚園や保育所の良さを合わせた「認定こども園」の普及、待機児童の解消、地域のニーズに応じた放課後児童育成クラブなどがあります。
草津市運営の子育て応援サイト「ぽかぽかタウン」では、子育て支援制度やふれあいイベントなどの様々な情報を簡単に入手でき、子育てに関する課題や悩みを解消するのに役立っています。

守山市

大阪市内や京都市内へ1時間ほどで行くことができる便利な場所です。24時間営業の西友、9:30~21:00まで営業している平和堂などがあり、仕事帰りでも買い物が出来るので、子育て家庭にとってはありがたい地域です。
琵琶湖東詰にあるPIERI守山には、多くのファッションブランド、食料、日用品売場、飲食店があり、家族で買い物に行く際に重宝します。
乳児福祉医療費給券といって、小学校就学前までの子どもにかかる、保険適用医療費が無料になる助成制度もあります。市内には、小児科もたくさんあるので、いつ子どもが体調を崩しても安心です。

奈良県

夜間子どもが急に体調を崩したときに利用できる相談ダイヤル「#8000」は全国で実施されていますが、奈良県の対応時間帯の長さは全国トップクラスです。
奈良県には、「奈良子育て応援団」という支援制度があります。この制度は、妊婦と18歳未満の子どもがいる世帯を対象として、提携企業やお店で料金の割引を受けることが出来たり、ミルクを作る際のお湯をもらうことが出来たりと様々なサービスを提供しています。サービスを利用するためには、パソコンやスマホから簡単に取得できる「マーク」が必要です。
産後ケア事業(奈良市すまいるmamaサポート)をすすめていて、出産後、赤ちゃんのお世話の仕方をレクチャーしたり、助産院や病院にて、母親の体と心のケアをします。
子育て短期支援事業というのもあって、保護者が病気になったり、急な出張などに行かなくてはいけなくなり、子どもを見れない状況の時に、児童福祉施設に預けることが出来るための事業です。

和歌山県

子どもが病気やケガで病院受診した際に、かかった費用の一部を支給してくれる「子ども医療費助成制度」が、和歌山県では他県の地域に比べて手厚いという特徴があります。

海南市

延長保育を行っている保育所・子ども園が7か所あり、そのうちの6か所では延長保育の料金が無料になっています。長いところだと7時から19時まで子どもを預けることができるので、共働き夫婦にとっては大変うれしい制度でしょう。
五月山子ども園では、延長保育が有料になりますが、夜20時まで預けることが出来ますし、7時と8時の間と、19時と20時までの間にかかる利用料金は100円です。有料といっても100円で20時まで延長できるのは非常に助かります。

広川町

助成制度が充実しているのが広川町の特徴です。「出産祝い金」では、出産時、1人に対して5万円支給、第3子以降は1人に対して30万円を支給します。出産の時に予定日が遅れたり、早めの入院になったりすると、出産費用が健康保険の出産育児一時金では足りないということがあるのですが、出産祝い金があれば、それを出産費用として使うという事ができるのがメリットです。
その他にも様々な助成があり、「乳幼児・子ども医療費助成」、「小児インフルエンザ予防接種助成」、「チャイルドシート購入費助成」など、様々な助成金があり充実しています。

和歌山市

0歳~3歳までの子どもを育てる家庭のために、地域の遊び場として、13カ所の「地域子育て支援拠点」を開設。他にも、共働き夫婦には嬉しい延長保育を行っている保育園や認定子ども園が数多くあり、病児保育を行う施設もあります。
人口に対する医療機関の割合は、診療科目に関わらずほぼ全国平均を超えていて、子どもの急なケガや病気をした際も、安心して利用することが可能です。

鹿児島県

鹿児島県は、世界遺産の屋久島や種子島宇宙センター、霧島山、桜島など自然や文化、観光、産業の面において豊富な資源を有している鹿児島県の子育て事情について紹介します。

いちき串木野市

「未来の宝子育て支援金」として出産・子育ての手厚いサポートが受けられます。代表的な例は、出生祝金や入学祝金をもらえるだけでなく、誕生日にも祝金がもらえるという点です。出生祝金は、第1子が2万円、第2子が3万円、第3子が10万円を受け取ることが出来ます。入学祝金として、第3子以降の子どもが小学校に入学する時に5万円を支給し、1歳から5歳までの誕生日ごとに、誕生日祝金として1万円を受け取ることも可能です。

大分県

平成27年10月に大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」において、「子育て満足度日本一の実現」を制作の一つに掲げ、様々な取り組みを行っている大分県の子育て支援を紹介します。

豊後高田市

「花っこルーム」というスポットがあり、屋内公園で、夏は涼しく、冬は暖かい環境の中で子どもを遊ばせることが可能です。移住して、知り合いがいない時は、こちらで保護者、子ども、共に友達を作るのに役立ちます。
待機児童もゼロ人を達成。月の労働時間が60時間以内の場合、通常は保育園入園対象外となってしまいますが、市内の各保育園と花っこルームになら、500円(4時間まで)で預けることが出来ます。

徳島県

産前・産後の母親相談事業を2014年から実施。妊娠・出産・子育ての母親と赤ちゃんに関する悩みや疑問、心配なことについて助産師さんが相談に応じ、聞きづらい体の変化についても熱心に相談に乗ってくれます。

藍住町

子育て世代が引っ越してくることの多いこの街では、一般世帯総数に占める核家族世帯の割合が64.8%と高いです。核家族で周りに相談出来る人がいないと、保護者は妊娠、出産、子育ての不安や悩みを抱えこんでしまい、健康を害してしまいます。そのため、子育てを楽しんで行えるように乳幼児健診や母子保健事業、子育て支援事業に積極的に取り組んでいるのです。
町内にある5つの児童館で放課後児童クラブ(学童保育)を実施。平成27年からは、預かり時間を午後7時までに拡大しました。元々、利用者は小学1~3年生でしたが、保護者の要望が多く、小学6年生までを対象にするため、施設を整備し、徐々に受け入れを開始しています。

岡山県

「おかやま子育て応援宣言企業」として、子育て支援に積極的に取り組む企業が登録出来ます。登録した企業は、育児休業中の代替職員を見つけ、育児休業を取得しやすくしたり、社会見学を積極的に受け入れるなど、子育てを応援するための取り組みをしており、登録企業は600社を超えました。

奈義町

医療費を高校生まで無料化しています。高校生まで医療費がかからないということは家計にとってとても助かるでしょう。さらに、ワクチン接種は奈義町で全額負担です。また、出産祝い金として、10~40万円を交付しています。さらに、高等学校等就学支援金として、生徒1人に年額90,000円を3年を限度として支給。チャイルドシートやベビーカーの貸し出しも行っています。

まとめ

今回は、育児がしやすい市町村(西日本)について紹介しました。街ごとに様々な育児支援を行っていることが分かったと思います。上記の地域への引っ越しを考えている方は、この記事を参考にして検討してみてくださいね。