スクワランオイルとは何?ニキビにいいって本当?使い方は?

年齢を重ねるとともに気になるのが肌のうるおい。化粧水をぬってもすぐにパサパサ…ということもあると思います。その原因のひとつが肌に含まれている「スクワレン」の減少。25歳を過ぎたころから減少すると言われている成分です。

「スクワレン」の減少を補うために注目されているのがスクワランオイル。肌の保湿や保護のほかニキビの予防にもいいとされています。そこでスクワランオイルとはどのような成分なのか、期待できる効果や使い方をまとめてみたいと思います。

【スクワランオイルとは①】植物性と動物性の2種類がある

スクワランオイルには2つの種類があります。ひとつが「動物性」。深海鮫の肝臓からとれるオイルです。もうひとつが「植物性」。オリーブ、だいず、米ぬかなどの食材に入っている成分です。

植物性とくらべると動物性のほうが「スクワレン」の純度が高い傾向にあります。そのため、肌ケアに関連するスクワランオイルは、植物性の商品もありますが、動物性のほうが使われる傾向があります。

【スクワランオイルとは②】深海ザメの肝油でつくられたオイル

スクワランオイルの原料となるのが深海ザメの肝油。深海ザメの肝臓から抽出したオイルのことを指します。近年、肌に効果的であると注目され、化粧品の成分として見かける機会が増えてきました。

スクワランオイルにはいろいろな成分が含まれています。たとえば、ビタミンAやビタミンE。これらは肌の機能を守ってくれる働きがあります。また、生命維持のために不可欠なミネラルやオメガ3系脂肪酸もスクワランオイルの主要成分です。

【スクワランオイルとは③】スクワレンとは何が違うの?

ここまでスクワランオイルを説明するなかで、たびたび「スクワレン」という表現が含まれてきました。「スクワラン」と「スクワレン」。似ているけれど何か違いはあるの?気になる人も多いのではないでしょうか。

「スクワレン」は深海鮫の肝臓から抽出した肝油にふくまれている成分。この「スクワレン」に水素を加えて、より使いやすくしたものが「スクワラン」です。美肌のために「スクワレン」が有効的ですが、肌につけているのは「スクワラン」ということになります。

【スクワランオイルとは④】肌のうるおいを保つために有効

「スクワレン」は肝機能の働きをよくする、新陳代謝をよくする、免疫力をたかめるなどの効果から、サプリメントとして利用されることも多い成分。本来、その効果は美肌に限られたものではありません。

スクワランオイルが化粧品に使われるようになったのは肌に対する効果から。乾燥肌を保湿する、うるおわせる、紫外線やほこりの刺激から守るなどです。保湿する力を高めることで、しみやしわなどの肌トラブルが避けられることから注目度が高まりました。

【スクワランオイルとは⑤】刺激が少ない

化粧品の成分として利用しやすい特徴もあります。「スクワレン」は人間の体のなかにある成分。そのため刺激がほとんどありません。もともと体内にある成分なので、肌にぬったときに自然になじみやすいんです。

そのため肌が弱い人や、お子様やお年寄りなど、幅広い世代の人が使いやすいことがスクワランオイルの特徴。化粧品を使うと肌がピリピリする敏感肌や乾燥肌の人にもなじみやすいと言われています。

【スクワランオイルとは⑥】匂いがない

深海鮫の肝臓からとりだした肝油と聞くと「臭い」イメージがあります。また、油そのものも、時間が経つと独特の匂いが強まる傾向があります。しかし、スクワランオイルは油特有の匂いがありません。なぜなら、肝油を加工するプロセスで匂いを取り除いているから。肌にぬるとき、その匂いに敏感にならなくていいことがスクワランオイルのメリットです。

【スクワランオイルとは⑦】角質が硬くなった肌に有効

スクワランオイルは、基本的に体のどの部分につけてもOKです。なかでも、ひじやかかとなど角質が固くなりやすい部分にぬるのがおすすめ。スクワランオイルが角質をやわらかくするのを助けてくれるからです。

角質が硬くなったままにしていると、肌にひびが入る、肌色が黒ずんでくるなど、見た目も汚くなってしまいます。そこで角質をやわらかくしながら、うるおい成分が肌に入りやすくなるための環境を作るようにしましょう。

【スクワランオイルとは⑧】ニキビが気になる人にも

一般的にはニキビ肌にオイルをぬると、余計にひどくなると考えられています。ただ、ニキビ予防のために大切なのは殺菌。ニキビを悪化させるアクネ菌やマラセチア菌などを肌に寄せ付けないようにすることが重要です。

スクワランオイルの場合、「スクワレン」のなかに殺菌する働きがあります。そのためニキビを予防することに効果的。少しの量で効果を発揮させるため、化粧水をぬったあとになじませるようにしましょう。1〜2滴程度でも十分だと思います。

まとめ

近年のスクワランオイルに対する注目度の高まりから、たくさんの種類の化粧品が登場しています。商品を選ぶポイントは「スクワレン」の純度。それが低いものを選んでしまうと本来の効果が得られにくくなります。また、スクワランオイルは肌への浸透をよくする働きがあるので、使った直後に日焼け止めを塗るとヒリヒリすることがあるので注意しましょう。